愛和の里と保育所でもちつき会

年末恒例のもちつき会が、愛和の里と喜茂別保育所で行われました。
















12月18日、愛和の里の入所者と職員が喜茂別小学校の1年生を招いて、もちつき会を行いました。始まる前から、入所の人たちは会場となる食堂の前に並んで待っています。準備が出来ると次々と会場に入り、中央にしつらえた大小ふたつの臼に関心を注ぎます。玄関ホールから小学生の元気な声が聞こえてきました。じっと待っていた入所の人たちに、笑みがこぼれます。職員の代表からあいさつが行われ、早速もちつき会が始まりました。大きな臼は入所の人たちがつき、小さな臼は小学生がつきます。一人ひとりが、10回程度杵を振り下ろします。「よいしょ!よいしょ!」と子どもたちの大きな掛け声が会場に響きます。「がんばってー!」声援も飛び交います。そんな応援のリズムに合わせるかのように、入所の人たちも、並んで次々と杵を振り下ろします。どの子も、どの人も、表情に輝きが増して、紅潮した顔に笑みが広がります。臼のもちに一振り一振り自分の心を込め、想いを託していくかのようです。どの人も、もちをついた後は爽やかな疲労感を楽しんでいるようでした。大勢の参加者が食べられる量のもちを作るためには、何度も交代しながら杵を振り下ろさなければいけません。ようやくみんなの分がつきあがったようです。つきたてのもちを小さくちぎって丸め、パックに詰めて持ち帰ります。
「今日はとても楽しかったです。ありがとうございました。」最後は、子どもたち一人ひとりから入所の人たちに感想とお礼を述べて、交流のもちつき会が終わりました。みんなでついてふっくらと柔らかいおもちのように、入所の人たちは子どもたちに近寄り、にっこりと握手を求めたり、短い会話を交わしたりしていました。いったい、どんな話をしていたのでしょうか。




















翌日の12月19日は、喜茂別保育所のもちつき会。現在の保育所で行われる最後のもちつき会となりましたが、そんな感傷を吹き飛ばすかのように、園児たちは2つの小さな臼の前に並んで、元気いっぱいの掛け声に促されるかのように、次々と小さな杵を振り下ろします。玄関先では、お父さんたちが大きな臼でどんどんもちをつきます。お母さんたちも、挑戦しました。そして最後は、保育所の先生たちも。子どもたちもみんな集まってきて、「いーち、にいー、さーん、しーい・・・」と、目を輝かせながら大きな声で声援します。つきあがったもちは子どもたちの手で小さくちぎり、テーブルの上に用意されたゴマや黄な粉、しょうゆ、砂糖、のりなどさまざまなトッピングで、笑みを交わしながらどんどん食べます。みんなで食べるもちは、なんて美味しいんでしょう!どの子も、ほんとにうれしそうです。
もちは、子供たちにこんなに人気があるんですね。イベントの餅まきでも、子どもたちはいつも大はしゃぎでもちを拾います。そういえば、つきあがったばかりのもちの塊をキャーキャー言いながら引っ張り合い、もちを延ばして遊ぶ光景が見られました。粘りながらどんどん伸びる餅は、子どもたちの心をしっかり繋ぎとめたのかもしれません。神社の祭壇にも飾られる餅の不思議な力は、もちつき体験の中で子どもたち一人ひとりの心の中にしっかり根を張っていくようです。もちが食卓の主役となるお正月も、もうじきです。

梅田 日時: 2009年12月28日 10:00
このサイトについて | プライバシーポリシー | 問い合わせ | サイトマップ
