自律プラン策定の現場から/その8

財政推計について検討を加えた

11月12日、第6回自律プラン作成委員会が行われました。はじめに、前回行政の課題について出し合った意見を、「職員として取り組んでもらいたいこと」「町民の望む職員像」「組織体制」「町民への期待」の4つの観点に整理した内容が事務局から報告されました。

財政推計について説明がなされた 
事務局より、平成16年度から平成20年度までの決算値と平成21年度の決算見込み値に基づき算出された、平成26年度までの財政推計が説明されました。歳入と歳出、基金残高と町債残高の推計結果などが、視覚的に理解しやすい棒グラフで示されました。平成19年度から21年度にかけて大きく増加した歳入と歳出は、その後漸減傾向を辿ることが示されています。
 財政推計については、様々な質疑と意見交換がなされました。特に、歳出の「その他」には「物件費」などが含まれ、その中のアウトソーシング関連支出と職員人件費の関連については、次回比較検討できる数値を報告することとなりました。

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「具体的な取組方針」の素案が示された
 続いて事務局から、自律プラン素案の一部として「第4章 具体的な取組方針」のたたき台が示され、「❶これまでの行政改革の取組状況」「❷自律への具体的な方針」「❸当面する施策課題への対応方針」について説明がなされました。この素案については、次回、具体的に検討を加えます。

山崎教授によるコメント
 この日の議論全般について、北海道大学公共政策大学院山崎幹根教授からアドバイスがありました。

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① 例えば、広報9月号で国保の問題を取り上げているが、健康づくりによるまちづくりをもっと戦略的に進めることで財政支出を効果的に抑制できる。福島県西会津町がそのよい例(※)だ。
② 素案の「第4章 具体的な取組方針」については、時系列で整理する必要がある。すぐ可能なことは自律プランで、中長期的なことは総合計画で進めるといった位置づけが効果的だ。
③ 施策の担い手が誰なのか、役割分担を明確にすべき。役場主体か、それとも民間の組織主体か。
④ これから出来る新たな施設をいかに活用するか、といった課題も検討すべきだ。
⑤ 財政推計をもとに、今後は、住民サービス水準の見直しや住民負担についてもタブー視せずに考える必要がある。
⑥ 西区発寒の商店街が活性化に取り組んでいるが、喜茂別の農産物との連携を検討したいと言う声もある。皆さんと相談したい。

※福島県西会津町の取組
 「百歳への挑戦」をキャッチフレーズに、保健、医療、福祉の連携の強化によるトータルケアのまちづくりを進めており、健康な土づくりや通信網を活用した在宅健康管理システムを展開するなど、体系的な施策を推進し、効果を上げている。医療費が飛躍的に抑制されるなど、財政効果も著しい。


※会議資料はこちらです。
1.委員会次第   
2.行政の課題(第5回目のまとめ)   
3.西会津町資料   
4.第4章以降章立て