自律プラン策定の現場から/その5

自律のまちづくりに向けた基本理念とは

 7月29日、第4回自律プラン作成委員会が行われ、前回の確認にもとづき、自律プランのキャッチフレーズをわかりやすく簡潔に表現することが、主な議題となりました。またその中で、これまでまちづくりの理念が充分に実現できなかった原因や背景などについても、意見が出されました。

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■第4回自律プラン作成委員会/7月29日
 第4回の委員会は、部会に分かれずに全体で話し合いが行われました。今回のテーマは、前回の委員会で確認された3つの視点※を具体化するため、わかりやすいキャッチフレーズで簡潔に表現すること、及び、これまでそれらの視点が実現できなかった原因や背景などについて問題点を出し合うことです。キャッチフレーズは、自律のまちづくりの基本理念を表現するものでもあるので、とても重要です。北海道大学公共政策大学院の山崎幹根教授も参加して、活発な議論が展開されました。

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■基本理念をめぐる議論の経過
 自律プランのキャッチフレーズは、プランのあり方つまり基本理念を一言で表現するものです。この議題については、大きく二つの異なる意見が出されました。
 ひとつは、「安心、安全、安定、三つの<安>を目指すまちづくり」というキャッチフレーズです。これまでのワークショップで、二つの部会に共通に出されたキーワードが「安心」であったこと、様々な意味合いの「安心」を含んだ大きな目標となりうる、という理由から提案されたキャッチフレーズでした。
 これに対して、もうひとつの異なる考え方も示されました。「安心がみんなの共通の願いであることは当然だが、漠然としているので目指すべき具体的なイメージが見えない。きれいな言葉よりも、町民がその言葉によって実際に動く気持ちになるような、実現性の感じられる理念であるべきだ」というのが、その理由でした。
これらの意見をめぐる議論の結果、漠然としているけど多くの人が納得しやすい「安心」のまちづくりを基本理念として掲げ、キャッチフレーズとして『いつまでも安心してくらすことができる町』を目指すことで、意見がまとまりました。ただし、今後議論が具体化する中で、場合によっては見直すこともありうるという含みを持たせました。

■基本理念を実現する方向性
 基本理念として掲げられた『安心して暮らすことができる町』の実現に関する目安として、いくつかの方向性を出し合いました。これは、これらの目安をもとにまちづくりを進めることにより、基本理念が実現できるというものです。
次の7つの方向性が、打ち出されました。
1.住民一人ひとりが活き活きと安心して暮らせるまちづくり
2.まちづくりを継続できる基盤づくり
3.人が集まり集うまちづくり
4.健康寿命を伸ばすまちづくり
5.定住促進のまちづくり
6.子育て世代が元気なまちづくり
7.地域特性を活かしたまちづくり
 次回から、これらの方向性を具体化する施策についての議論が始まります。
※3つの視点
①安心して暮らせるまちづくり
②住民一人ひとりが活き活き暮らせるまちづくり
③まちづくりを継続できる基盤と仕組みづくり

※会議資料はこちらです。
  1.第4回委員会次第
  2.第2回WS教育福祉部会
  3.第2回WS産業部会