「特例町村」って、何?
2月から3月にかけて、町村合併に関するセミナーが、ニセコ町と真狩村で相次いで開催されました。そのどちらの会場でも、あるテーマが話題になりました。
2月25日、ニセコ町でまちづくり町民講座が開催され、市町村合併の専門家として著名な小西砂千夫さん(関西学院大学教授)の講演とシンポジウムが行われました。『小さなまちの将来像を考える』という観点から、私たち喜茂別町民にとっても聞き逃すことのできない、重要なテーマが話されました。
“今、合併問題を考えるにあたって一番大事なこととして、「特例町村制度」の検討が始まっていることがあげられます。” 慎重な語り口ながら、小西先生の話はとても明快です。現在の合併特例法の期限が切れた後に、「特例町村」という仕組みが規模の小さな自治体に適用されるだろう、というのです。「特例町村」というのは、現在の市町村のようにあらゆる行政分野を行うのではなく、小さな財政規模と少ない職員数に見合った限定された行政分野だけを行う、という仕組みです。小さな自治体のままであれば「特例町村」に該当する可能性は残ります。
小西先生は、「特例町村」の狙いは自治権を無くすことではなく、小さな地域にとって最小限必要な、身の丈にあった身軽な自治を残すことだと言います。しかし、どうもすっきりしません。「身の丈に見合った身軽な自治の姿」というのは、一体誰が決めるのでしょう。そして、私たち喜茂別町民にとって、合併後のまちづくりと自治のイメージとはどんなものなのでしょうか。
※この日の小西さんのお話の内容と、町民講座での意見のやり取りについては、『広報ニセコ』4月号に詳細が掲載されています。
http://www.town.niseko.hokkaido.jp/koho/h19/08-04/2008_04_007.pdf
http://www.town.niseko.hokkaido.jp/koho/h19/08-04/2008_04_008.pdf
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