松永和之さんの「マラウィ通信」10.ビクトリアの滝
先日、学校の学期休みを利用して隣国のザンビアに遊びに行ってきました。
ザンビアの人口は約1300万人、大きさはマラウイの約6倍、日本の約2倍ほどです。
JICAのボランティアは、シニア海外ボランティアを含め83名ほど活動中です。
今回はザンビアの首都ルサカを経由して世界三大瀑布として有名なヴィクトリアの滝を訪れてきました。ルサカまでは、マラウイの首都リロングウェからバスで約9時間ほど。
首都ルサカは大きな街です。車はほとんどが日本車ですし、看板の文字や歩いている人を除けば、日本の街と変わらない感じがしました。
車の量も大変多く、普段10分でいける距離も混雑時には1時間かかることもあるとか。
マラウイでもだんだんと車の交通量が増えてきていますが、発展中のアフリカ諸国では、これらの道路整備も重要な課題として直面しているところです。
ルサカでは同期のシニア海外ボランティアの生活や職場を見学してきました。
彼も私と同じような職業訓練学校で電気科の先生として活動中です。
話を伺う中で、やはりザンビアもここマラウイとそれほど大差なく、さまざまな問題を抱えていることがわかりました。人的、金銭的、いろいろな課題が山積しているようでした。
ともあれ、シニア海外ボランティアの方がこうして途上国で暮らし、活動しているのを目の当たりにして、改めて自分もがんばらなくては、と感じたのでした。
さて、ルサカを後にして、長距離バスに揺られることさらに7時間。
ザンビアは広いです。
ビクトリアの滝のあるリビングストニアに到着。
ジンバブエとの国境沿いのこの街で観光客目当てのたくさんのタクシーに出迎えられました。
マーケットも見学したのですが、マラウイと比較的似ている部分が多く、それほど際立った違いは見られませんでした。ただ、マラウイに比べて物の種類や品質の部分ではやはりザンビアに分があるところでしょう。
私が行った時はちょうど満月。
一年の内、雨季が終わってから滝の水量の多くなるこの数ヶ月間だけ、満月の夜をはさんで前後3日間、滝への入場のゲートが夜間も開かれます。
満月の光に照らし出されて現れるのは、ルナレインボー。
月の光による虹です。
滝の水しぶきを満月の灯りが照らし、幻想的な虹を生み出していました。

ちなみにこの滝では高さ100mを超えるバンジージャンプや遊覧飛行など様々なアクティビティーも体験できます。
しかしなんといっても最大の魅力は圧倒的な迫力の、滝。
その大きさの前では言葉を失います。
滝つぼから舞い上がる大量の水しぶきにびしょ濡れになりながら、
大自然のエネルギーを全身に感じて来ました。

梅田 日時: 2010年06月25日 15:17
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