松永和之さんの「マラウィ通信」第4弾が届きました。

こっちの人に、よく「シマは食べたか?」「シマは好きか?」
と聞かれます。
日本では米、ご飯。
マラウイでは「シマ」です。
見た目は蒸しパンや、もちみたいな感じ。
マラウイ人の最も大切な物、です。
彼らは「シマなしじゃ生きていけない」と口をそろえて言います。

原料はメイズとよばれるとうきびを乾燥させて挽いた粉。
アフリカの各地でも、呼び方はさまざまですがシマと似たようなものが主食として食べられています。

作り方はいたってシンプル。
お湯を沸かし、粉を入れてかき混ぜる。
これだけですが、いろいろと手順があって、
まだ私には難しすぎて上手く作れません。
最初に粉を入れるときは温めの温度だったり、
二度目に粉を入れる量やタイミングや、いろいろコツがありそうなんですが。
シマにもいくつか種類があって、粉の種類がちょっと違ったり、粉の挽き方が違ったり。
そして、それなりに作り方も微妙に違う。
まだまだ奥が深そうです。

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食事は、これと、ディオと呼ばれるおかずを、手で食べます。
シマを手でちぎった後は、手の中で丸める。
そして、ディオと一緒に口へ。
なぜ、丸めるのか?
いろいろな人に聞いたのですが、
「食べやすい」だとか「美味しくなる」だとか「のど越しがいい」だとか。
理由はさまざまで。
ですが、見ていると、
丸めている間におしゃべりをしたり。
時間をかけて、楽しんで食事しているなって感じます。
ディオの種類も様々で、野菜、魚、肉、豆など。
私が住んでいるのが湖のそばで、たくさん魚が獲れます。
そのせいか、私の周りのマラウイ人は魚のディオが一番好きと答えますね。
下の写真は豆を煮たディオ。
学校は全寮制で、生徒達の夕飯です。

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マラウイの人は油を大量に使います。
鍋に、どぼどぼ~~って入れます。
味付けはいたってシンプル。
塩とあと少しの調味料だけ。そしてトマト。
トマトはたいていの料理に入ってますね。
実は私、トマト、大の苦手です。
でも、だいぶん平気になってきました。
もしかしたら二年後、トマトを丸かじりしているようになっている、かもしれません。

米も普通に売っているので、今はまだ、ご飯が私の主食です。
日本に近い感じの粘り気がある米もあります。
もちろん、そのうち間違いなく、シマも普通に食べはじめると思いますが。

昔のことはよくわかりませんが、
今は、日本でご飯を食べて石が入ってたりすることって、ありえないですよね?
でも、こっちではよく小石が入っています。
思い切って食べると歯が欠けてしまいます。
注意して見てはいても、見逃してしまいます。

当たり前のように感じているものは、そのことにすら気づかないです。
ここでの暮らしは、
それらのことに気づかせてくれる事の繰り返しになっていくことでしょう。