輪島千江子さんの「ヨルダン通信」第3便が着信!
正月気分もまださめやらぬ1月7日、ワディムサの輪島千江子さんから、「ヨルダン通信」第3便が届きました。年賀状代わりに早速ご紹介いたします。
ところで、みなさん、気が付いておられますか?輪島さんの通信の、あいさつ代わりの最初の言葉。アラビア語で紹介されていますよね。毎回ひとつづつ覚えていけば、輪島さんに負けないほど(?)の、アラビア語通になれるかもしれませんよ。
皆さんから輪島さんへのメッセージや質問など、まちづくり編集工房にお寄せください。
ご機嫌いかがですか?調子はどうですか?
(カイファ ハールカ{キ})كبف حالك
私はこの年になって初めて何もない新年を迎えました。
日本でもアメリカでもオーストラリアでも新しい年を迎えるということは何かしら意味のあることなのに・・・。ここヨルダンでは本当に何もないんです。普通に仕事して新年の挨拶もないです。本当に異文化なんだと実感しました。
ヨルダンのお祭りと言えば、ラマダン(日の出てる間は、食べ物を口にしない。 お水もです。人によって唾も飲まない人もいるようです。)あけと、 12月のアイードです。そこで今回はアイードの写真を送ります。前回お話ししたように、羊を自宅前でさばきます。ヨルダンの伝統的な料理 マンサフ (羊とお米とヨーグルトを炊き込んだものです)を皆で食べている写真です。
本来女性は写真に写らないといわれていますが、だんだんと私に慣れてきてくれたのか?今回は了解してくれました。通常ヨルダンでは家族みんなで輪になって大きなお皿を囲み、右手を使って食べます。左手はお茶を飲むときも握手するときも使いません。
イスラム(モスラム)教が人口の90%以上のヨルダンでは、朝5時半くらいのイスラム寺院(モスク)から聞こえてくるコーランの声で目が覚めます(1日に5回コーランは寺院からながれます。5回目は夜6時半くらいです。)
モスラムの人達は1日5回お祈りします。通常モスクに行くのは金曜または仕事が休みの日のみです。また、モスクに入れるのは男性だけです。女性たちは家庭でお祈りします。どこにいてもお祈りできるように、寺院の絵の描いたサラーと呼ばれる敷物を持ち歩いている人も多く見かけます。お祈りの時はこのサラーの上に座り、深々とおじぎをしたような姿勢でお祈りします。
女性たちは外に出る時、または家庭でも家族の前以外では髪の毛を見せません。ヒジャーブというスカーフで髪の毛を覆います。また、上から下までつながった洋服を着、体の線が見えないような服を着ています。黒い服が多いです。目だけを見せ、あとはすっぽりとスカーフで覆っている人もよく見かけます。この服装には今でも表情が見えないためか、不快感を感じてしまいます。
女性は通常家庭にいるものなので、町(市場)には男性が多いです。女性用の洋服、靴、下着までもを男性が選んでいる光景は、はじめはびっくりしました。
首都アンマンは伝統的な事とヨーロッパの様な風景が入り混じり、あまり文化の違いを感じませんでしたが、アンマンから少し離れると近代さは感じられません。
夏はとても暑いワディムサのようです。しかし、ご承知のようにここイスラム圏では女性が肌を見せることはハラ―ム(禁止)されています。寒さに耐えている今日ですが、夏の暑い日に長そで長ズボンっと考えると・・・先が思い悩まされるヨルダン生活です。
輪島千江子/2008年1月8日 3:16
梅田 日時: 2008年01月08日 21:04
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