「ヨルダン通信」第14便が届きました。
新年早々、とても心あたたまる通信が届きました。
輪島さんがワディムサの人たちと心通い合う活動をなさっていることが、よくわかります。
ヨルダン通信を読むたびに、私たちも心が通い合うようなことが何かできないだろうか、
そんな想いを強くします。
残り少ない活動期間、もっともっとワディムサの人たちと親しくなってほしいと思います。
誕生日おめでとう、輪島さん。
誕生日 عيد ميلاد (アイドミラード)
皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年もお伝えしましたが、ここヨルダンでは(特に私の町は100%モスラムのため)新年をお祝いするイベントはありません。普通の日と変わらない平凡な新年を迎えました。
現在ヨルダンは冬、とっても寒いです。雪はまだ降っていないので外は喜茂別の方がずっと寒いですが、家の中は暖房施設が整っていないのでこちらの方が寒いです。学校の教室の中には小さな電気ストーブが1台しかないため、子供たち教師共にジャンパーを着て手袋、マフラー帽子をかぶって授業をします。
今回は嬉しい話をしたいと思います。
ここムサでは大げさに誕生会を開いているのを見たことがありません。学校でも気がついた時に先生が子供に「おめでとう」と声を掛けるだけですし、大人になると誕生日は忘れられています。前回の私の誕生日は、ここに住んで日が浅かったですし、誰も私の誕生日なんて知らないという感じでした。
でも今年は・・・・・・。前回同様、「寂しい平凡な1日を過ごすんだろうな~」と思っていたのですが、近所の人が私のためにサプライズパーティを開いてくれました。近所の人も「ちえこの誕生日を祝えるのは今年だけだから・・・。普通はこんなことしないのよ。」と言っていました。
辛いこと、嫌なこと、おかしいなーと思うことがいっぱいで、日々格闘している毎日ですが、この日1日は幸せな気持ちになれました。
ちなみにワディムサは田舎のため誕生日ケーキを頼む人がいないのか?「このケーキは結婚式用?」と言っていました。ケーキの上にはアラビア語で「誕生日おめでとう。ちえこ(ثشيكو)」と書いています。
毎日毎日、イスラム教になるよう説得され居心地の悪いこともあるのですが、今から「ちえこがあと少しで(まだ9か月居ますが)帰ってしまう。」と言って涙ぐんでいる彼女たちの姿を見ると、宗教は違っても心が通じる友達は出来る。そして、彼女たちが居るから私もここでの生活を楽しめている。っと実感した1日でした。
輪島千江子(2009.1.22)
梅田 日時: 2009年01月22日 22:44
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