「ヨルダン通信」第9便です。
輪島さんから、「ヨルダン通信」第9便が届きました。
ちょっと久しぶりの通信です。
私たち、町民まちづくり編集工房のスタッフにとっても、
「ヨルダン通信」はとても楽しみなもののひとつとなっています。
通信の中に登場するワディムサの子どもたちが、
あたかも私たちの隣町の保育所の子どもたちであるかのような親近感すら感じます。
子どもたち أطفال(アットファール)
皆さん!いかがお過ごしでしょうか?
ヨルダンの6月は最低20度前後、最高30度前後です。以前お伝えしたように、雨は全く降りません。私の町ワディムサは谷(ワディとはアラビア語で谷)です。私は谷の上の方に住んでいるので、良い風が吹き心地よいです。日本のように湿気がないので過ごしやすいですが(あまり汗をかきません)、その分静電気がおきます。洗濯物の乾きは最高です!!でもやはり昼間は日差しがとても強いです。夏時間もあるからでしょうか?日の入りは8時くらいなので、子供たちは8時くらいでも外で遊んでいます。
ヨルダンでは学校は8月末に新年度を迎え、6月初めに学期が終了します。私も幼稚園部の卒園式を5月29日に終え、今は新学期の準備をしています。6月中旬から夏休みに入ります。今回はヨルダンの学校についてお話したいと思います。
私の職場は公立の女子学校です。5歳から18歳までが学んでいます。以前お伝えしたように3年生までが男女共学です。4年生からは男女別々の学校になります。女子高には女の先生しかいません、校長も女の方です。男子校には男の先生しかいません。
幼稚園部はもちろんテストはありませんが、1年生からテストがあり、成績が悪いと進級できなかったり、成績が良いと飛び級するそうです。
日本のように中学部くらいから教科別の先生に学んでいるそうです。日本と違うところは、体育の授業はありますが体育館がないので少々体を動かすくらいしかしていないようです。又、音楽室はなく、音楽の授業はないようです。図画工作の授業もないようです。ヨルダンにも特殊教育がありますし、学校の中にはありませんが、養護学校が大きな町にあります。
学校は7時45分に始まり、毎日全校朝会があります。必ず国歌を歌い(国家が流れている間は、何かしていても歩くことはできなく、その場に立ち「きょうつけ」の姿勢でいます)、コーランを聞きます。昼ごはんは(給食)はありませんが、10時ころにスナックの売っている小さな売店が開き、そこでお菓子を買ったり、家庭から持参してきたパンを食べます。
全ての学生(教師も)共に下校は13時半過ぎです。
☆売店が開いたら扉の前は生徒たちで埋め尽くされます。基本的に並ぶことはしなく、食べた後のゴミは地べたに捨ててしまう子が多いです。5歳児から毎日0.200JD(30円くらい)を手に持ち登校します。イスラム教では人のものを盗むことはいけないことなので(どこでもそうですが・・・)、日本より泥棒などは少ないのではないでしょうか?実際子供たちも学校へお金を持ってきていますし、私も教室や廊下にかばんを置きっぱなしにしておいても何の心配もトラブルもありません。
驚いたことは・・・①テスト期間中はテストは1日1教科だけで、登校して1教科のテストを受け、下校します。6月4日から15日までが今学期の終了テストです。②最終学年の生徒だけは5月中旬から1か月間のテスト休みになります。この間にテスト勉強をし、これもまた1日1教科のテストを終え、テストの成績により進学校が決まるそうです。
私たち日本人は1日5教科のテストは当たり前でしたよね!テスト前の勉強がじっくりと出来るヨルダンの子供たちは幸せですが、日本は小中学校では落第がなく良いですよね。
今回は売店でお菓子を買う子供たちの様子と幼児部の発表会の写真をお送りします。
この日はみんな、とびっきりのおしゃれをしてきました。・・・でもヨルダンの子供たちは普段でもおしゃれですよ!!今回はこれでおしまいですが、次回はヨルダンの服事情、結婚式事情をお伝えしようと思っています。
6月18日 輪島千江子
梅田 日時: 2008年06月21日 00:08
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