ヨルダン通信第18便:私の仕事
輪島さんから、「ヨルダン通信」第18便が届きました。
今回の通信では、写真を拝見して、びっくり。不思議な気持ちになりました。
ワディムサの子どもたちが遊んでいるのって、これ・・・。
通信を読んで、その謎が解けました。
輪島さんがワディムサの人たちとどのように心を通わせているのか、とてもよくわかります。
きっとこれがJICAの仕事なんだな、と理解できました。
私の仕事 شغلي (ショゴリー)
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?ここヨルダン(ムサ)は去年よりも夏が早く訪れたような気がします。ただ今最高38度、最低20度です。今年の夏は夜中も暑く、寝苦しい毎日です。ヨルダンのアカバ・死海などでは毎日45度の気温です。しかしその地方はやはりエアコンが家庭にあるそうです。ちなみに我が家には扇風機もありません。早く静かな心地の良い喜茂別でゆっくり寝たいと思う今日この頃です・・・・。
余談ですが先週シリアの同期隊員3人が我が家に遊びに来てびっくりした事は・・・・
1、洗濯機が全自動ではない!(しかし・・・私は赴任当初洗濯機が我が家にあるだけで、喜んでいましたが、シリアは違いました!ヨルダン隊員で全自動の人はいないかと?思います)。
2、シャワーの出が悪すぎる!(・・・ということで、3人は髪は洗面台で洗ってました。これも・・・暖かいお湯が出るだけ良いと思っていた私でした)。
3、エアコンが無い!
きっと私より不便な生活をしている協力隊は世界に居るのは確実なのですが、同じアラブ圏それも隣の国の話を聞いて羨ましくなりましたが、いつものように、「こうであってこそ協力隊!」の意気込みで後2か月のヨルダン生活を充実させていきたいと思っています。
それでは今回は私の仕事を紹介しましょう。
私は5歳から18歳までが通う公立の女子校の中にある幼児部で働いています(3年生までは男女共学です)。
これが校舎です。ワディムサで2番目に大きい女子校です。教師数40名前後、生徒数350名前後です。
幼児部は2クラス、1クラス20名前後、1クラスに教師は1名です(私は1日おきにクラスを回ります)。
朝は7時45分から朝の会、その後9時35分のおやつの時間まで道徳とアラビア語の勉強をします。おやつの時間の後は英語の勉強です。そして11時ころから外へ出て遊びの時間となります。
ヨルダンでは5歳から机に座っての授業がメインとなります。ですから、遊んだり、製作を作ったりする時間は無いと言っても過言ではありません。ですから私は、「机の上だけでするのではなく、効果的に進める方法の紹介と音楽・絵画・体育遊びの指導、又、社会性や基本的生活習慣の指導」を求められここで働いています。それではいくつか子供たちの様子をお見せします。
今まで教師が提案した遊びや製作の時間がなかったため、子供たちは私の活動に積極的に参加し、楽しんでくれています。毎日学校に行くたびに「ちえこ!今日はうちのクラス?向こう?」「ちえこハビーバティ(私の愛するちえこ)、」と言って頬にキスをしてくれます。保護者の方々も「ちえこがいるから家の子は学校に行きたくなった。」「ちえこがいるから心配ない。」「良い作品をありがとう。」など言ってくれます。肝心の幼児部の教師は初めは見ているだけでしたが、子供たちや保護者の反応、他園の教師たちの反応を見て、今では「ちえこが帰る前にこれだけは習っておきたい。」「後1年、半年、3か月でもいいからここに居て!」と言い、今では私の帰国の話になると泣き出してしまいます。
赴任当初は難しいことが沢山あり、問題も沢山でしたが、今では同僚は私の一番の理解者であり、私の仕事のファンです。
2年は長いように感じましたが、言葉が出来るようになった今であるからやりたいことが沢山増えてきました。まだまだヨルダンに居たい気持ちでいっぱいです。それを出来ずまま帰るのは残念ですが、私は毎日毎日悔いの残らないような活動をしてきたと胸を張って言うことができます。帰国まであと2カ月ですが今まで同様、ここでしか出来ない経験・私がワディムサの人たちに出来る事は何か?考えながら残り少ない日々を充実して過ごしたいと思います。
輪島千江子(2009.7.21)
梅田 日時: 2009年07月22日 22:14
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